今回はこの本を読みました。
『都立桃耳高校
~放課後ハードロック!篇~』
群ようこ著 新潮文庫
読んでいると著者の他のエッセイなどからして著者の高校時代のことをベースに本作が書かれているように思われます。
とにかく、ゆるい感じの高校生活が描かれて、自分もこんな学校生活がよかったなあと思いました。
自分の場合は、神経質なくらいに悩み苦しんでただけの暗黒の時代だったので。
それだけでなく、主人公の女子高生は、
「何があっても人生こんなもんだ。」と
いうような、この若さで人生を達観しているその姿が素敵でした。
高校生活が普通におくれたら、今の人生の心持ちもかなり楽になったんだろうなと思うオジサンでした。
ではまた。