hadamedaの日記

ただのぼやきです。

今週の読書 (11月23日)

前回読んだ本の感想の続きです。

読んだ書籍はこれでした。

 

精神科医が教える
毎日を楽しめる人の考え方』

きずな出版   樺沢紫苑著

 

 

著者は、職場の人間関係で悩むことに対して

職場の人間関係は無視して、アフター5を楽しもう!

と述べていました。

また職場の人間関係は、簡単にはかわらなず、自分のコントロール不能な領域なのです。

この領域を何とかしようとするよりも、コントロールできる時間帯に好きなことをして楽しむべきだ。

と述べていました。

 

確かに仕事の人間関係が悪くても、割りきって仕事をした方が得策であると感じました。

 

さらに著者は、

アフター5で、楽しいことをして、苦しいを中和する!

ということも言っており、

 

会社にいる間も帰宅してからもずっと仕事場のの苦しいことを考えているのか、それともせめて2時間だけ苦しい気分から解放されるのか

苦しいことがある人ほど積極的に楽しい時間となる遊びの時間を作るべき。

と述べていました。

 

自分はアフター5でも、仕事場で嫌なことがあると引きずるタイプで、お酒を飲んで余計にイライラしたり、気分が高まり眠れなくなって、翌日も眠気のなかで仕事をすることが多々ありました。

 

気分転換なんて一時の気休めだ!なんて思ってましたけど、その一時だけでも楽しむことが、苦しみを中和させ、今後の気持ちの安定に繋がるのだと感じました。

 

毎日が精神疾患な日々を過ごすオジサンにとってなかなか興味深い内容の本でした。

 

 

今週の読書 ( 11月18日)

今回はこの本を読みました。

 

 

精神科医が教える

毎日を楽しめる人の考え方』

きずな出版   樺沢紫苑著

 

この本の中で2点、自分にとって興味深いことが書いてありました。

今回は、その1点だけ書きます。

 

やりたいことは、あとで楽しもうと思っても、楽しめないで終わってしまうことが多い。

その例として

ダイエーの創業者、中内功さんのことが紹介されております。

 

79歳のときに代表取締役を辞任後、
今後やりたいことを問われた際に

アメリカのルート66を走破するのが夢」と語っていました。

 

82歳で免許を取得するものの、
 「アメリカのルート66を走破するのが夢やけど、家族が車を触らさせてくれへん」と語り、

この後、83歳で死去。


自分も自転車での旅が好きで、若いうちににもっといろいろ行っておけばよかったとよく思います。

それでも、自分の場合は、雀の涙ほどの休みを利用して短いのですが旅には出ています。(でもモノ足りませんがね…)

 

時間の制約はあるものの、体が動いて、気力のあるうちにやりたいことはやっておくべきことを実感しました。

 

そんなことを思ったモラトリアムおじさんでした…

読書感想文的な~その③ (レジリエンス入門)

今回読んだ本はこれです。

 

レジリエンス入門」

~折れない心のつくり方~内田和俊著

ちくまプラリー新書

 
まずタイトルにもある「レジリエンス」とは、ストレスによる嫌な気分をもとの正常な状態に戻す力とのことだそうです。

 

本書でこのレジリエンスをどう養うかを著者の経験を交え、 語られています。


自分が興味をもったのは、
本書にある、エリスのABC理論

なんで嫌な気分になるのかについてが書かれてます。

 

ある出来事が起こって、それに対して感情が沸くと思いがちですが、

そうではないのです。

 

A(出来事)  →  C(感情)  

ではなく

A(出来事)→B (解釈)→C(感情)

 

ある出来事(A)に対しすぐに感情(C)が沸くのではなく、ある出来事に対して、解釈(B)によって、感情が沸く。

 

この感情は変えられないけど、解釈や感情のあとの行動は変えることが可能である。

解釈や行動を変えることで、感情をポジティブな方向へ持っていけるとのこと。


確かに同じ出来事が起こっても、捉え方、ここでいう解釈というのは、人それぞれですからね。

日常のイライラもちょっと落ち着くこと さえできれば、いろいろな解釈ができて、 そんなに怒らんでもいいかなってなるん かなと思いました。

 

まあ、嫌な気分になった時、このちょっとだけでも冷静になるというのが、とても難しいのですが…

 

私自身は子供の頃から今に至るまで、嫌な感情に囚われて冷静さを失い、人生を台無しにしてきた口です。


また著者の経験したエピソードが紹介されているのですが、ちょっと冷静になることで、その後の結果が大きく変わってきています。

 

以下がそのエピソード。

 

著者の開催していたコーチング講座の生徒が、その内容を丸パクりで本を出版し、その本が書店に並んでいるのを著者が発見したときのこと。

著者は怒り狂った中で、ほんの少し冷静になれたおかげで、自分は本を出したいことに気づき、その時の勢いで、1年後に自分の本を出版できたそうだ。

今ではパクリの彼への気持ちは、嫉妬から感謝に変わっていたとのこと。

彼は出版を諦めていた著者の心のリミッターを外してくれた恩人となったそうな。

 

素晴らしいですね~

 

自分だったら怒り狂って、本屋で暴れるか、パクったことを訴え出て、時間と心を消耗してのが、関の山です。

 

 本書では興味深い内容が他にもたくさんありますが、書き出すと長くなるので、あと1つだけ書いてやめておきます。


あとがきにあったのですが、アメフトの名コーチのことば。

人生は、その10%は私に何が起こるかであり、90%はそれにどう対処するかだ。


私たちは自分の身に降りかかる出来事を選ぶことはできません。でも、その出来事をどうとらえ、どう対処するかは自分で選べます。そして、その解釈と行動が、その後の人生を決定していくとのこと。

カッとなったり、落ち込んだりするより、冷静になって、どうすれば、最良の結果を出せるかを考え、行動することなんですよね~

 

この本を読んでからは、ちょっとだけでいいから冷静な部分を持とうと心がけている私であります。

今回はこんな感じで(  ̄▽ ̄)

読書感想文的な~その②

『病気を治す  感情コントロール術』

樺沢紫苑著   あさ出版

 

イライラしたり、キレたりしたいことはあります。この本を読んで少しですが、自分の怒りの感情を押さえれそうかなと思いました。

 

自分が興味を持ったのは、

『ちょっと待ってみる』という項目です。

 

脳には扁桃体前頭前野という部分があるとのこと。

 

それぞれの特徴はこんな感じのようです。

 

扁桃体

・古い脳である。

・強い不安や恐怖で興奮する。

・意識や知性のコントロールなしに行われる原始的システムである。

 

前頭前野

・新しい脳である。

・理性的、論理的思考を行う。

・日常的な活動では主導権を握っている。

 

とのこと。

 

強い不安や恐怖で扁桃体が興奮し、前頭前野に代わって主導権を握り、感情が暴走して怒ったり、キレたりしそうなとき、

 

ちょっと待ってみる

 

これによって前頭前野に主導権を握り返してもらい、問題に対して冷静に対処する。

 

こんな事が常日頃からイメージだけでもできていれば、毎日を快適に過ごすことができるのかなと感じました。

 

 

何かあっても

ちょっと待って、

感情的にならず損をしない。

 

怒るのも嫌だし、怒りっぽい人を見るのも嫌なので、この本の扁桃体前頭前野の話は、興味のあるお話で面白かったです。

 

読書感想文的な~

『都立桃耳高校 ~神様お願い!篇』

群ようこ著   新潮文庫

 

この本を読んだのですが、主人公のゆるさ、学校、先生、生徒がみんなゆるい感じで面白かったです。

 

自分の高校も今思うと、平凡な公立校でした。でも自分の場合は、何かいろいろ考えすぎて、無理というか、背伸びしすぎて何もうまくいかなかったな。

 

このくらいの脱力感のある高校生でいきたかったと思いました。

 

 

職場の面倒な人間は、全員大阪桐蔭的な。

仕事場で面倒なのが、二人ほどいるのだが、その二人が自分の揚げ足をとって、マウントを取りにきた際に思ったこと。

 

こいつら、大阪桐蔭的だな。

 

春の甲子園を見ていて、大阪桐蔭が相手のミスにつけ込んで得点するシーンを見て、これだと。

 

うまいこと相手のミスにつけ込んで、自分の立場を優位にしてくる。

 

大阪桐蔭は鮮やかだけど、うちの職場の奴らは、どす黒いな。

 

明日はどうなることやら。

 

 

嫌なことは忘却の彼方へ。

今日は、職場の面倒なオヤジに本当にくだらないことで、帰宅中にクレームのLINEで連絡がきた。

 

こんなことは、よくあるっちゃあるが、何か嫌な気持ちになった。

 

嫌な気持ちに対して、どうするか?

前に読んだ本にこんなことが書いてあった。

 

「目の前の雑事に集中して、ネガティブ感情を含む雑念をシャットアウトすると、気がつけば、イライラや怒りや悩みごとが忘却の彼方へと消え去っている。」

 

このような心理作用を「作業興奮」なんていう言い方もするとか。

 

凄いワードだな。

 

なので、帰宅後は、あまり深く考えず雑事(皿洗いや明日の洗濯の準備)などを率先して行った。

 

嫌な気持ちは消滅はしてないけど、雑事をやる前よりは消え去った感はあるな。

 

明日もまた面倒なこと言われたら、雑事だな。